「子どもの頃からまわりよりぽっちゃりしていた」という、ねこくらりえさん。38歳の時に、82kgあった体重を1年で24kg減量。その後さらに1kgやせ、現在は心地のいい標準体重を維持しています。
そのリアルな体験とメソッドをSNSで発信し、『やればやせる! 38歳、挫折のプロでも25kg減の続けられるダイエット』『これを食べて25kgやせました やせる食習慣が身につくレシピ102』(KADOKAWA)などの著書は累計8万部のベストセラーとなっています。
ねこくらさんが“人生最後のダイエット”を決意した理由は何だったのか――。これまでの歩みを振り返りながら、失敗続きだったダイエットを成功へと転じさせた秘訣を語ってもらいました。(全2回の1回目/続きを読む)
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――子どもの頃からずっと食べるのが大好きだったそうですね。
はい。10歳以上離れた兄たちがいるのですが、毎日毎食、大皿で出される母の料理を競うように食べていたので、ずっとぽっちゃり体形でした。常に「やせたい」という気持ちがあり、ダイエットをして少しやせても、すぐにリバウンド、またダイエットをする、という繰り返しで、“ダイエットがお友達”でした。
ただ、10代後半の頃は、役者になりたいという夢もあったので、ぽっちゃり体形であっても、元気いっぱい、はつらつと日々を過ごしていました。
ストレスが重なり、仕事帰りにコンビニに寄って…
――ご自身の体形をネガティブに捉えるようになったのはいつ頃からですか?
紆余曲折あって、役者の夢を諦めざるを得なくなってからです。その後、百貨店に就職したあとは、バリキャリを目指し、店長にまで昇進。でも、ストレスが重なり、仕事帰りにコンビニに寄って、おやつや惣菜を買ってはドカ食いするようになりました。
それまでも、食べる量は多かったのですが、お芝居の稽古などで体を動かしていたので、急には太らなかったんです。若くて新陳代謝も活発だったせいか、まわりからは「食べる量のわりにはそんなに太っていないよね」と言われていたくらいです。
ところが、20代後半からは食べた分だけ“身”になり、体重は70kg前後を行き来するように。仕事の成果も出ず、何より「役者になりたい」という大きな夢を諦めたことで、「もうどうでもいいや」と、自暴自棄な気持ちになっていきました。
人生に対する諦めが強まるほど、食べることに依存するように
――29歳で結婚され、専業主婦になってからは、どのような食生活でしたか。
結婚は私にとって幸せなことで安心でもあったけれど、逃げでもありました。どこかに、「自分の可能性は諦めて、早く子どもを産んで、子どもに期待しよう」という気持ちがあったのだと思います。自分の人生に対する諦めが強まれば強まるほど、食べることに依存するようになっていくという悪循環でした。
――徐々に体重が増えていった頃の食生活を教えてください。
基本的に朝食は抜いて、その代わりお昼に自分の好きなものをドカ食いしていました。スーパーのお惣菜コーナーで買った唐揚げや、野菜を少し入れたインスタントラーメンをお腹いっぱい食べる。そして夜はまた、「ダイエットだから」と食事を抜く、そんな食生活でした。写真を見返してみたら、夜は冷や奴だけ、という日もありました。
――ほぼ1日1食という食生活だったのですね。
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- 文=相澤洋美
写真=すべて『これを食べて25㎏やせました 痩せる食習慣が身につくレシピ102』より抜粋/撮影:KATOMI、難波雄史 - INTERVIEWEE
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ねこくらりえ









