【7】生命力あふれるツタの葉をくるりと指にまとわせて

 2013年に東京・恵比寿で創業した「PARCELLE JEWELRY(パーセル ジュエリー)」は、クラフトマンシップを軸に、細部まで光る手仕事が息づくジュエリーを手がけるブランド。年齢を重ねても愛される存在をめざし、カジュアルもフォーマルも、あらゆるシーンに調和するデザインを追求している。

 「Nature - ナチュール」は、日々のなかでふと目をとめる草花のように、身に着ける人に静かに寄り添うコレクション。小さな葉を茂らせたゆるやかなツタが指をぐるりと一周し、中央には、絡み合う蔓のあいだから雨粒のようにダイヤモンドがきらめく。

【8】ほどよい存在感で手元にクラシックな華やぎを

 “身につける人の心に寄り添うジュエリーを”。そんな想いから、宝石を包む紙「Parcel paper(パーセルペーパー)」をブランド名に冠した「PARCELLE JEWELRY」。

 こちらも、自然の美しい情景からインスピレーションを受けた「Nature - ナチュール」コレクションのリング。ミル留めのダイヤモンドを支える立体的な石座と、繊細な透かし模様がどこかアンティーク調の趣きを添える。曲線を描く小さな蝶々結びがアクセントになっていて、手元にやわらかな気品が宿るデザインが魅力。

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