「立派なもんだ」兄・ノエルがリアムを再評価した理由
メディアやSNSを通した兄弟喧嘩は続いていたものの、リアムの成長をノエルも評価したようだった。「兄弟それぞれ、ソロでうまくやれるようになって良かったよ」「今のリアムはキャリアに責任を持って情熱を燃やしつづけてる。立派なもんだ」
レーベル幹部によると、リアムのソロ活動こそが兄にその実力を認めさせ、オアシス復活の土台となった。こうして、デビュー30周年の節目に再結成を発表。くわしい経緯は明かされていないものの、初期メンバーのボーンヘッドが仲介に貢献したという。ちょうど楽曲の著作権がノエルに移る時期で、彼にとっては「稼ぎどき」のタイミングでもあった。
日本公演が迫る2025年10月まで、ツアーはうまく進んでいる。兄弟で手をつなぐこともあるほどだ。
現在50代、祖父にもなったリアム・ギャラガーが歩んできた人生は、まさに波瀾万丈。揺るがないことがあるとしたら、正直で「リアル」な姿勢、そして、歌うことへの愛だ。その真髄は、日本でも響き渡ることだろう。
「ステージで魂の奥底から歌ってるって、みんなに伝わってるといいな。あれがリアルってやつだ。俺にできることはそれだけだ」
