現代日本の表現を担う最高峰作家が個展開催!

「一時的なスタディ:ワークショップ#4 共にいることの可能性、その配置」2015-2016 制作風景 6日間の共同生活、ワークショップ、記録映像

 現在の日本で最注目すべきアーティストが田中功起。映像、文章、パフォーマンス、空間全体を使ったインスタレーションと、ありとあらゆる方法を駆使して作品を構築するのが持ち味だ。

 今展では近年の取り組みとともに新作がお披露目となる。一般の参加者と寝食を同じくしたワークショップの記録映像がそれ。ともに料理し、朗読や陶芸をおこなう中で、人が他者とどうやって関係を結んでいくかが見えてくる。

『田中功起 共にいることの可能性、その試み』
会場 水戸芸術館 現代美術ギャラリー(茨城・水戸)
会期 2016年2月20日(土)~5月15日(日)
料金 一般800円(税込)ほか
電話番号 029-227-8111
URL http://arttowermito.or.jp/

2016.02.18(木)
文=山内宏泰

CREA 2016年3月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

新・東京ガイド。

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定価780円