Magnificent View #749
ブリストルコーンパイン・フォレスト(アメリカ)
(C) Martin Ruegner / Masterfile / amanaimages
カリフォルニア州のインヨー国立森林公園内には、世界最古の樹木群がある。捻じ曲がったこの木は、ブリストルコーンパインという種。最も古いものは、樹齢4800年にもなる。
世界一の老樹と聞くと巨木をイメージするが、ブリストルコーンパインは10年間に2、3センチという遅い成長速度のため、想像以上に低い。実はこれが長寿の秘訣。ゆっくりと成長し、水分を通さないこの木は、害虫やキノコの害にあうことがない。さらに、酸素の少ない高地に生えているため、山火事で致命的な損害を受ける危険も少なく、長く生きることができるのだ。
ブリストルコーンパイン・フォレストは5月中旬から11月末まで一般公開される。ただし、最長寿の木は観光客から保護するため、看板もなく、場所も公表されていないという。
文=芹澤和美
