Magnificent View #732
礼文島(日本)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 北海道の北部、稚内の西方約60キロの海上に位置する礼文島は、日本最北の有人島だ。その名は、アイヌ語で「沖の島」を意味する「レプン・シリ」に由来する。

 礼文島のシンボルといえば、ご覧のように、美しい花々が咲き乱れる光景。海抜0メートル地帯から200種類以上の高山植物が育ち、別名を「花の浮島」とも呼ばれている。

 標高2000メートル以上の山でなければ通常は見ることができない高山植物が海辺に咲いているのは、とても珍しい光景。これは、夏の低温と激しい風が、過酷な環境に育つ高山植物を育んでいるためだ。

 花が咲き始める6月上旬から、冬が始まる直前の10月下旬までが、礼文島の観光シーズン。夏には、海沿いから丘陵地帯を歩くトレッキングを楽しむ観光客が訪れ、人口約2700人の小さな島は、にぎわいを見せる。

次の記事に続く ブルーに塗られた鮮やかな邸宅に フリーダ・カーロの人...