Magnificent View #664
ベルン(スイス)

(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 スイスの首都ベルンは、ツェーリンゲン家のベルヒトルト5世によって1191年に創設された都市。三方をアーレ川に囲まれたここは、天然の要塞を備えた政治の中心地として、古くから栄えてきた。今も中世の雰囲気が色濃く残り、旧市街は世界遺産にも登録されている。

 街のシンボルといえば、ヨーロッパ最長と言われるアーケードや、広場や通り沿いで見る彫刻が美しい噴水、荘厳な大聖堂だ。そんな美しい街には、1530年から休むことなく時を刻み続ける時計塔の鐘の音が響き渡る。

 中世の街並みがこれほど良好な状態で残されているのは、15世紀初頭の大火をきっかけに、街全体の建物が強度のある石造りに作り変えられたため。現在、新旧が調和した街は、「ヨーロッパ屈指の美しい都市」とも言われている。

次の記事に続く カナダの湖が生み出す自然のアートは 湖水の透明度の高...