2月に入るとスギ花粉の飛散が始まります。日本気象協会のデータによると、昨夏、気温の高かった東北・関東甲信・北陸地方は2014年に比べて非常に多く飛散すると予測されています。となると、1月中に花粉対策をするのがベター。今回は、花粉対策にぴったりな空気清浄機を試してみました。

北欧ならではのシンプルデザイン

「ブルーエア 270E Slim」
オープン価格(実勢価格約52,000円/税抜)
URL http://www.blueair.jp/

 今回試したのは、スウェーデンにあるブルーエア社の空気清浄機。ブルーエア社は、世界50カ国以上で空気清浄機を販売しているメーカーです。「ブルーエア 270E Slim」の推奨フロア面積は12畳まで。白いパネルがシンプルで清潔感があります。

 リモコンも付属。マグネット式で、本体にぺたっと貼り付けられるので、リモコンをどこに置いたか探す必要もありません。

本体が大きいのには理由があります

「ブルーエア 270E Slim」のサイズは、幅440×高さ530×奥行き210ミリ。実際に8畳の寝室に置いてみると、ちょっと大きいかなという印象。でも、このモデルは同社の空気清浄機のなかではコンパクトサイズとなります。

 ブルーエア社によると、本体を小さくするとフィルターやファン、モーターなども小型にする必要があり、性能が低下。さらに、様々なパーツを小さな本体に詰め込めば、空気の流れも悪くなり、十分な空気清浄ができないのだそう。また、加湿機能を付けると空気中に浮遊するバクテリアを繁殖させる温床となる恐れがあるため、あえて付けていないそうです。フィルターで空気を清浄するということに特化しているのがよくわかります。

2015.01.16(金)
文・撮影=にしかわゆみこ