Magnificent View #456
サンフランチェスコ大聖堂(イタリア)
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イタリアの中部、スバジオ山の斜面に広がる街アッシジ。ここは人口2万人ほどの小さな街だが、フランシスコ会(カトリック教会の修道会の総称)の創立者、聖フランチェスコの生誕地として知られている。
裕福な商人の家に生まれながらも、清貧と平和の思想を徹底的に貫いたフランチェスコは、「第二のキリスト」とも言われ、イタリアで最も愛されている聖人だ。
そんな彼の功績を讃えるため、13世紀に建設されたのが、丘の上の大聖堂。内部には、画家ジョット・ディ・ボンドーネが描いた28枚の壁画「聖フランチェスコの生涯」や、チマブーエの「聖母と天使と聖フランチェスコ」など、数々の名画が飾られている。
建物は1997年の大地震で大きく損傷したが、ボランティアによる必死の修復工事で、2000年にはほぼ元の形に戻ったという。
文=芹澤和美
