台湾の旅をマイペースに楽しみたいなら、ひとりでふらりと入れるごはんの店のリサーチが必須。入りやすい雰囲気と適度なボリュームが嬉しい、おいしい“ひとり台湾ごはん”の店をお教えします!
» 第1回 旨辛牛肉麵をおしゃれな店内で 「麻膳堂」
» 第2回 ひとりでも食べたい! わがまま鍋 「品青精致涮涮鍋」
» 第3回 名店発祥の台湾風バル 「青葉新樂園」
» 第4回 コラーゲンたっぷりチキンスープ 「雞窩餐廳」
» 第5回 レトロチャイニーズ 「川味老鄧担担麵」
» 第6回 隠れた名店でプリプリのワンタン 「髙雄五福阿泰鮮蝦扁食」
» 第7回 コストパフォーマンス最高! 「慶城海南雞飯」
台湾ならではの茶葉料理の店で、やさしい味と香りに癒される
「禅風茶趣 (チャンフォンチャーチュー) 竹里館松江店」
有名な茶芸館「竹里館」が経営する茶葉料理レストラン。中華風インテリアを設えた店内は居心地がよく、お茶と食事をじっくり堪能できる。厳選された良質な茶葉と、工夫を凝らした料理の組み合わせを楽しめる「茶葉風味套餐」は、10品構成の満足感のあるコース料理。
「龍井茶とエビの炒め物」「鉄観音茶で燻製した旬の魚」「白茶葉と鶏挽き肉のレタス包み」「鱈と包種茶のスープ」など、多彩なお茶と料理のコラボレーションを味わうことができる。メインのスペアリブは台湾産の排骨をまず秘伝のタレで煮込み、鉄観音茶で燻して香りづけ。そのあと冷凍庫で寝かせて香りを凝縮し、注文を受けてから雲南紅茶と一緒にオーブンで焼く、という手間のかかった一品だ。
◆茶葉風味套餐(茶葉料理コース)
前菜やごはん、デザートもつくコース料理。/700元(季節により変更あり)
【おすすめポイント】
・お店のコンセプトは「養生」。身も心もほっとできる、体にやさしいお店。
・オーナーをはじめ日本語の話せる店員さんがいるのでお茶についての質問も気軽にできる。
・店内の受付スペースではお茶や茶器の販売も。お気に入りのお茶をお土産にしてみては?
2015.01.05(月)
撮影=鈴木七絵