とっておきの朝は、とっておきの音楽と一緒に迎えたい。目ざめの時間に耳にする一曲は、その日一日の気分を決めてくれるから。古今東西のアーカイヴの中から厳選した、気持ちのよい朝に似合う珠玉の10曲をここにお届けします!

»第1回 やけのはら&アジムス
»第3回 星野源&スモーキー・ロビンソン
»第4回 カーティス・メイフィールド&田中亜矢
»第5回 吉田政美&アル・ジャロウ

クレイジーケンバンド
「ある晴れた悲しい朝」

男女の別れの朝の情景を歌った名曲

 人はその一生において幾度か、大事な再出発の朝を迎える。尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を下敷きとしたこの曲は、一組の男女が別れを決意し、ともに暮らしたマンションを引き払う朝の情景を歌う。すがすがしさと苦みが同居。

クレイジーケンバンド 「ある晴れた悲しい朝」
アルバム『goldfish bowl』(1999)所収
Pヴァイン 3,000円(税抜)
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2014.10.21(火)
文=下井草秀(ダミー&オスカー/文化デリック)

CREA 2014年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

朝食のおいしい部屋

CREA 2014年11月号

Good Morning Room!
朝食のおいしい部屋

定価780円