世界でいちばん幸せが生まれる"朝食"の時間を充実させるための部屋作りのアイデアをたっぷりとご紹介。幸せスパイラルが生まれる、おいしい"朝"をどうぞ、召し上がれ!
パリのエスプリが薫る、心地よい部屋
フレンチ系インテリアショップ 「オルネ ド フォイユ」オーナー、谷あきらさんのGood Morning Room! をご紹介。
谷あきらさん
occupation 「オルネ ド フォイユ」オーナー
address 神奈川県・鎌倉市
today's breakfast トースト・ヨーグルト・フルーツ・コーヒー
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窓の向こうに広がるのは鎌倉の海。リビングの壁は珪藻土を塗った上に年代を感じさせるようにリメイクし、床も張り替えたりと少しずつ手を加えて自分好みの表情に。そんなシャビーシックな空間から谷あきらさんの朝は始まる。
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家族より少しだけゆっくりめに起きて、2階の寝室から下りてくるころにはコーヒーと焼きたてパンのいい香り。
「コーヒーは大好きで一日に何杯も飲みます。パンは時間があるときは妻の手作りですが、僕が食卓につくころには息子がきれいに平らげて、香りしか残っていないことも(笑)」
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フランスのアンティークテーブルには、アスティエ・ド・ヴィラットの皿など愛用品が並ぶ。
「普通のトーストをのせるだけでも不思議とおいしそうに見える。そして朝に欠かせないのは花と音楽。市場で買ったなにげない花でも気分を豊かにしてくれるし、音楽は朝のテンションを上げてくれる。フランスのインターネットラジオをよく聴いています」
かつて暮らしたパリを思わせる、五感で味わう朝食風景と言えそう。
2014.10.09(木)
text:Nobuko Sasaki
photographs:Shinsaku Kato
CREA 2014年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。