疲れやすかったり、風邪を引きやすかったり、肌トラブルがなかなか治らなかったり――。実はそれらは“免疫力”の低下によるものだった!? 肌も心も強く、健康でいるために、今、大人の女性に必要なのは、この“免疫力”を鍛えること。早速、今日からスタートして、年齢や外的影響に左右されない「揺るぎないキレイ」を手に入れよう。

» 第1回 まずは、自分の免疫力をチェック!
» 第3回 最先端コスメで肌の免疫力を強化
» 第4回 腸内環境を整えてくれる食品とは?

始めた人からキレイが5割増! “免疫力”を高める6つの方法

 免疫力と密接に関わっているのが、“腸”と“心”の状態。毎日のちょっとした心がけでキレイが加速する方法を、Rサイエンスクリニック広尾の日比野佐和子さんとローフードマイスターの志村双葉さんに伺いました。

【1】冷えは厳禁! 意識的にお腹を温める工夫を

「体全体の免疫の約60%を担い、第2の脳ともいわれる“腸”。ここが冷えるとその働きも弱まり、免疫力も低下します。普段から、冷えを感じるその前に、お腹や腰にカイロを貼ったり、腹巻をするなどの工夫を。お風呂もシャワーで済ませず、できるだけ毎日湯船につかるなど、意識的に腸を温めて、体温を上げるように心がけてください」(日比野さん)

 志村さんも、冷えは大敵と断言!

「血行をよくするためには、食生活に酵素をとり入れて腸内環境を整えると同時に、適度な運動や入浴で体温を上げることも必要。お気に入りの入浴剤を入れてお風呂にゆっくりつかれば、体もほぐれ、腸の働きも高まります。体の内と外から免疫力を上げる習慣を」

<冷え対策アイテム> カイロ&腹巻でこっそり温活

 約40度の心地よい蒸気の温熱で体の芯までポカポカに。めぐりズム 蒸気の温熱シート 肌に直接貼るタイプ 4枚入 476円(編集部調べ)/花王

<冷え対策アイテム> 毎日の入浴で代謝をアップ!

 こだわりの温泉成分配合で、湯上がり後も温かさが持続。薬用バブ メディケイティッド 森林の香り [医薬部外品]  6錠入り 660円(編集部調べ)/花王(10/11発売)

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2014.09.17(水)
文=猪原美奈、九島茉里
撮影=橋本 篤

CREA 2014年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

大人の肌と髪

CREA 2014年10月号

「上質」は、つくれる!
大人の肌と髪

定価780円