CREA WEB読者の肌悩みに友利新先生がアドバイス!
アンチエイジングに対して、みんながどんな悩みを持っているのか。できるなら、顔のパーツのどこを直したいのか。CREA WEBでおこなったアンケートをもとに、もっと若々しくきれいになれる方法を皮膚科医の友利新先生に教えてもらいました。
(2014年7月 CREA WEB調べ 回答数/607名)
Q1.エイジングケアをしていますか?
「はい」と答えた人たちが、実際におこなっているエイジングケアの内容は、1位 スキンケア、2位 食生活の改善、が圧倒的に多く、3位にヨガやエクササイズなどストレッチ系の運動がランクイン。この結果から、体の内側と外側、両方からのアプローチを心がける、美容意識の高い女性像が浮かび上がります。
Q2.悩みを改善するために、顔のパーツで変えたいところは?
トップ5のうち、“しわ”の改善を望む声が4つも! しわをなくして、「もう一度、主人に振り向いてもらいたい」(41歳 マッハ・バイスさん)という可愛らしい意見に和みつつ、読者の体験に基づく、厳しい現実に目を向けてみましょう。
<しわのせいで、損している!?>
◆ほうれい線があると、疲れた印象になるから改善したい。(34歳 ももいろグッピーさん)
◆昔から、おでこと眉間のしわで、いつも「機嫌が悪いの?」と聞かれてしまう。(31歳 piecesさん)
<もう、化粧品やメイクでは隠せない!>
◆美容液を使っても効果が一時的で、ほうれい線が年々深くなっている気がする。(31歳 ナルミさん)
◆ほうれい線にファンデーションが入り込む。(33歳 花さん)
<写真は嘘をつかない>
◆家族写真を見るたびに、毎年、しわが増えている。(37歳 ドミンゴさん)
◆ここ1年で急におでこの横ラインの溝が深くなり目立つように。スマホカメラで撮影したときは、加工アプリでしわを消している。(32歳 なぎささん)
<身近な人ほど残酷です>
◆ほうれい線が目立つようになってきて、母親から老けたといわれた。(30歳 きょんきちさん)
◆最近、彼氏に指摘された。(36歳 ききょうさん)
「最近のある研究では、しわをなくすだけで、顔の印象が10歳若返るといわれています。でも、皆さんがお悩みの“深く刻まれた表情じわ”を日頃のお手入れで消し去るのは、難しいと言わざるを得ません。毎日の洗顔やメイクで鏡を見るたび、しわがどうしても気になって仕方がないという方は、ひとつの選択肢として、ヒアルロン酸注入治療を検討してみてもいいかもしれません」
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2014.08.28(木)
取材・文=今富夕起
撮影=深野未季
イラスト=熊谷千春