自分には何もないと感じたとき読みたい3冊
『暇と退屈の倫理学』
「本書で引用している哲学者パスカルによれば、『人間の不幸は、どれも部屋でじっとしていられないがために起こる』。人間が持つ悩みの根幹部に触れている本なので、かなり汎用性が高いと思います。あらゆる人におすすめです」
『哲学の先生と人生の話をしよう』
「評論家の宇野常寛さんが主宰する週刊のメールマガジンで連載した人生相談をまとめた一冊。34の質問に全力で回答しています。『問題を具体的に考える』とはどういうことか、この本を読むと、より理解できるのではないでしょうか」
『手段からの解放―シリーズ哲学講話―』
「仕事など、自分が普段やっていることを位置づけ直すための参考になると思います。一見難しそうでも、パズルみたいなところがあって、意外と易しい。ビジネスマンに好評なので、働く女性の皆さんにもぜひ読んでほしいですね」
続きは「CREA」2026年秋号でお読みいただけます。
國分功一郎(こくぶん・こういちろう)
哲学者。1974年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。主な著書に『暇と退屈の倫理学』『天皇への敗北』(新潮社)、『はじめてのスピノザ』(講談社)など。『中動態の世界 意志と責任の考古学』(医学書院)で小林秀雄賞、紀伊國屋じんぶん大賞を受賞。

帳の向こう
オードリー若林正恭がいま最も話したい相手は、哲学者の國分功一郎だった。お笑いと哲学。それぞれのジャンルで頂点を極めたふたりが語り合う現代への違和感のすべて。
定価 1,870円(税込)
文藝春秋
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CREA 2026年秋号
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