映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』で共演した南沙良さんと出口夏希さん。同じクラスの女子高生を演じるお二人に、自身の青春時代や十代の時間を彩った、忘れられない「一冊」と「一曲」を聞きました。
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【あの本】「物語の素晴らしさを知りました」(南さん)
映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』で読書家の女子高生・朴秀美を演じた南沙良さんは、自身も本を読むのが大好きだそう。今回はそのきっかけとなった一冊を教えてくれた。
「最初に小説を読んだのが、辻村深月さんの『凍りのくじら』という作品でした。それが今でもものすごく印象に残っていて、忘れられません」(南)
南さんが最初の一冊『凍りのくじら』を読んだのは、小学生のころ。辻村深月さんといえば、『鍵のない夢を見る』で直木賞を、『かがみの孤城』で本屋大賞を受賞し、近年も『傲慢と善良』、『この夏の星を見る』などのヒット作を生み出し続ける人気作家だ。南さんもその後辻村作品のファンになったというが、当時『凍りのくじら』を読んだときの気持ちを大切そうに語ってくれた。
「物語の素晴らしさというか、楽しさみたいなものを、この本で知ったんですよね。こんなに魅力的な世界があるんだって。それ以来、本を読むことが好きになりました」(南)
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- 文=文春文庫編集部
撮影=平松市聖
ヘアメイク=竹島健二(南さん)、井手真紗子(出口さん)
スタイリスト=梅田一秀(南さん)、道端亜未(出口さん)
