ゴルゴンゾーラとリンゴのタルティーヌ。
ゴルゴンゾーラとリンゴのタルティーヌ。

「創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY」

 大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。

 古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。


友人やパートナーと食事を

 天秤座の守護星は、美と調和の星・金星。天秤座の月の日は、友だちやパートナーと食事を楽しんでください。

 りんご、トマト、甘い香りのする果物は、愛を育む金星の食材です。また小麦、ライ麦、セモリナ粉などを使ったパンやパスタ類も、天秤座と深い関わりがあります。

 古代ギリシャでは、新婚カップルに砂糖菓子と小麦の粒をふりかけたそうです。収穫と結びつく小麦は幸せの象徴でした。

 スパイス&ハーブは、オレガノ、タイム、カルダモン。今回は簡単で華やかなタルティーヌを紹介します。チーズや生ハムのしょっぱさと、リンゴ&蜂蜜の甘さがアクセントに。

天秤座の食材は……

小麦、ライ麦、セモリナ粉などを使ったパンやパスタ類

■材料(2人分)

・バゲットの薄切り:4枚
・ゴルゴンゾーラチーズ:30g
・リンゴ:4/1
・生ハム:2枚
・はちみつ適量
・黒胡椒:少々

材料はこちら。
材料はこちら。

■作り方

(1)バゲット薄切り4枚を、トースターで焼き色がつくまで焼き、皿に並べる。

(2)パンが熱いうちにたっぷりゴルゴンゾーラを塗り、半分に切った生ハム、いちょう切りしたリンゴを形よく並べる。

(3)黒胡椒を振りかけ、蜂蜜をたらしてできあがり。

 ※ゴルゴンゾーラチーズがなければ、カマンベールやクリームチーズでも代用可能。

 また、この料理は天秤座の新月だけではなく、毎月訪れる天秤座の月の日に作ってみるのもおすすめです。

 天秤座の月の日についてはムーンカレンダーをご覧ください。

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岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
公式サイト http://okamotoshoko.com
公式ブログ http://ameblo.jp/okamotoshoko
Facebook http://on.fb.me/1mBVz6m

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Column

創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY

大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。

2025.10.19(日)
文・写真=岡本翔子