東京の食文化の躍動感を映し出す多彩なレストラン&バー

 “東京の食文化が躍動する、つながりが紡ぐ新たなダイニングジャーニー”をコンセプトに、館内には個性豊かな5つのレストランと2つのバーが用意されている。

 まず紹介するのは、35階のオールデイダイニング「Kiln&Tonic(キルン&トニック)」。

 こちらは、薪窯の炎が食材の魅力を引き出し、海風が運ぶ豊かなフレーバーが楽しめるモダンブラッスリーだ。シグネチャーディッシュの「アクアパッツァ」や「薪焼きピザ」、窯で丹念に仕上げたシーフードなど、メニューは地中海と南カリフォルニアの陽光あふれる海岸を思わせるラインアップ。すべて国産の厳選素材を使用した、個性豊かな3種の「フェアモント東京 オリジナル トニックウォーター」も楽しめる。

 同じく35階にあるロビーラウンジ「Vue Mer(ビュメール)」では、日本ならではの季節感と職人技、そしてフランスのパティスリーアートが融合したケーキやチョコレート、和とフレンチの季節のアフタヌーンティーなどが堪能できる。

 2025年10月31日(金)までの期間は、和の「オータム アフタヌーンティー」(提供中)と、フレンチの「ゴシックハロウィン アフタヌーンティー」(10月1日[水]~)の2種類を提供する。

 36階には、わずか6席のカウンターと6名利用の個室を備え、静謐な空間に温もりを添える、2つの日本食のレストランがある。

 鉄板焼「燈辻(とつじ)」では、日本の伝統を尊びながらも現代の感性を融合させ、新たな価値へと昇華させた鉄板料理を。鮨「みぎわ」では伝統と現代の美意識が響き合う、ニューオーセンティックな鮨を堪能することができる。

 このほか、日本の洋食文化を象徴するハンバーグやオムライスを西洋の調理技法と厳選された食材によって再構築し、格調高い美食体験へと昇華したメニューを揃える、スペシャリティ バー&レストラン「DRIFTWOOD(ドリフトウッド)」。日本の活気あふれる“立ち飲み文化”を体現するスタンディングバー「Yoi to Yoi(ヨイ ト ヨイ)」。厳選されたレコードコレクションと最先端のHi-FiサウンドシステムによるライブDJが奥深い音の世界を紡ぐ、シークレット リスニングバー「OFF RECORD(オフレコード)」など。

 個性あふれるダイニング&バーの数々が、五感を刺激する“ダイニングジャーニー”へと誘ってくれる。

 「フェアモント東京」は、芝浦の地と「フェアモント」がそれぞれに刻んできた歴史が交わり、生まれた場所だ。同ホテルはその必然的な“歩みの重なり”に敬意を払いながら、訪れる世界中の旅行者や地域の人々を温かく迎えている。

 そして、ハーティスト(従業員)一人ひとりの心からの“おもてなし”を通じて、自分らしく過ごせる心地よい時間や、いつまでも心に残る特別な体験を提供してくれるのだ。

フェアモント東京

所在地 東京都港区芝浦1-1-1
電話番号 03-4321-1111(代)
https://www.fairmont.com/ja/hotels/tokyo/fairmont-tokyo.html

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2025.09.30(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)