ジュエリーは単なる装飾品ではなく、愛の絆を深め、吉運をもたらしてくれる逸品を選びたい。永く大切に身につけるものだから。受け継いでいきたいものだから。
自分やパートナー、家族のこだわりをしっかり見据えて、さあ、幸運を引き寄せよう。
「太陽」や「可憐な花」、「蝶」を指に、耳に

◆CHANEL「ソレイユ ドゥ シャネル」
古代より生命力やエネルギーの象徴として、時代を超えて崇められる ”太陽”がモチーフ。
こんなリングなら指元を眺めているだけで活力が湧き、ポジティブになれそうだ。左右に分かれて2本になるデザインもユニーク。
◆HARRY WINSTON「フォーゲット・ミー・ノット」
“わすれな草”が真実の愛を運んでくるという伝説は、中世ドイツの物語に由来しているとか。
ピンクサファイアとダイヤモンドで表現された野に咲く花の可憐な姿は、ピュアな心を引き出してくれるはず。

◆HARRY WINSTON「ループ」
自然界の恵み、水の雫を思わせる幸運の”ペアシェイプ”。
情熱や勇気を与えてくれるルビーのパワーとともにぜひ味方につけたい。
◆VAN CLEEF & ARPELS「ドゥ パピヨン アントレ レ ドア」
サナギから羽化し、優美に姿を変えて羽ばたく”蝶”は、洋の東西問わず尊ばれる幸運の証。復活、成長、変化、自由などを叶えてくれる。
ピンクサファイアとダイヤモンドの蝶が指の間に舞うリングがあれば、日々は順風満帆。
◆VAN CLEEF & ARPELS「ロータス アントレ レ ドア」
水辺で早朝に開花し、昼には閉じてしまう、神秘的な ”蓮の花(ロータス)”を表現したリングには、安らかな華やかさが漂う。
仏教では極楽浄土に咲くとされ、清らかさ、美や富を司る。
2025.08.04(月)
Edit, Styling&Text=Mami Sekiya
Photo=Kanji Ishii(JET SET New York)
Prop Styling=Masayo Kooriyama(STASH)
CREA Traveller 2025年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。