“古さ良きこそ新しい魅力”と感じさせられたデンバーの街

 宿泊は、ネイバーフッド(地元エリア)のストーリーをテーマにするライフスタイルホテル「ホテル インディゴ・デンバー・ユニオンステーション」がおすすめ。ここでもゴールドラッシュや西部開拓をモチーフにしたモダンアートが飾られています。宿泊者には、近くのレストランでの無料アぺタイザーや割引などを提供する地元コラボや、無料貸出し自転車もあり、気軽に街に繰り出すこともできます。

ホテル インディゴ・デンバー・ダウンタウン−ユニオンステーション(Hotel Indigo Denver Downtown-Union Station)

所在地 1801 Wewatta St, Denver, CO 80202
電話番号 303-623-4422
https://www.indigodenver.com/

 駅から徒歩5分の快適なホテルで過ごした出発の朝は、ユニオン・ステーションの中にある朝食とブランチの人気店「スヌーズ・アン・A.M. イータリー」で、アメリカらしいブレックファストを。クラシック(ベーコン、エッグ、ハッシュ、トースト13.5ドル)、パンケーキフライト14.75ドル。ベーコン入りブラディ・メアリー(ウォッカとトマトジュースのカクテル)9.95ドル。ウィークデーには10ドルのセットも登場。

スヌーズ・アン・A.M. イータリー(Snooze, an A.M. Eatery)

所在地 ユニオン・ステーション駅舎内
電話番号 303-825-3536
https://www.denverunionstation.com/locations/snooze-an-am-eatery/

 ライマーストリートや工場地帯の跡地をアートスポットに変えたライノ、そしてこのユニオン・ステーションなど、古い建物を活かした街並みが新しい魅力を発信しているデンバーは街歩きが本当に楽しい。もっと街中を探訪したいと後ろ髪を引かれつつ、次回はネイティブアメリカンとヒスパニックが交流するカルチャーやアートが魅力のニューメキシコ州サンタフェをご紹介します。

ブランドUSA

https://www.gousa.jp/

コロラド州政府観光局

https://www.colorado.com/

小野アムスデン道子

ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。日本旅行作家協会会員。
X https://twitter.com/ono_travel

2025.01.13(月)
文・写真=小野アムスデン道子