【あご】のマッサージ

 あごまわりは猫が好きな場所の1つです。

 触るとゴロゴロ喉を鳴らしてくれる子もいるでしょう。

効能:口の中や歯の痛み、咳、顔のむくみの改善。

方法:各ステップ5回ずつ。

マッサージポイント:マッサージに慣れていない子は、あごの横から触って、真ん中へ指を持っていく。指の腹の裏側、爪の部分を使ってマッサージすると圧が柔らかくなって受け入れやすい。

チェックポイント:あごがベタついてたり黒く汚れていないか。

注意点:喉のまわりは気管があるので優しくおこなう。

●Step 1

 あご中央を指の先や腹で円をかく。

 この時、あごのまわりが綺麗かチェックする。

●Step 2

 あご中央~喉(廉泉・れんせん)~胸骨(天突・てんとつ)を撫でる。

 胸骨あたりで軽く圧をかける。

 ツボ>廉泉……嚥下障害、舌の動きの悪さなどに使うツボ。

 ツボ>天突……咳、声の枯れ、甲状腺疾患などに使うツボ。

●Step 3

 左右の下あごを、指先でくるくる。

 下顎(かがく)リンパの流れも促される。

2025.01.03(金)
文=中桐由貴