関東在住者にとっては思い立ったらすぐ行ける、近場としての都心。そうではない方にとってはアミューズメントスポット満載の、旅先としての都心。目移りするような魅力的な施設の中から、親子連れにぴったりの鉄板的!? お出かけスポットBEST5をご紹介。GW最新情報とおすすめポイントについて、3歳男児の母であるライターが、体験談を含めて詳しくレポートします!

日本科学未来館

お台場の西、青海エリア。「ゆりかもめ」乗車にも子どもはワクワク!

ゴールデンウィークに日本を学ぶ!?

 行けば何か楽しいことをやっている。そんな印象のある「日本科学未来館」。

 GW中も期待を裏切ることなく、GW前半の土日には科学パフォーマーによるサイエンスショー、天文学者によるトークショーなど、このときだけの特別なイベントを開催していた。

 今から訪れるなら、GWの最終日となる5月6日(火)に終了する企画展「THE 世界一展 ~極める日本! モノづくり~」は必見。会場には、日本が世界に誇れるナンバーワン、あるいは、オンリーワンと称するに値する製品や技術約200点が集結している。

 親世代には懐かしいウォークマン(R)やカップヌードルといったメジャーどころから、全自動イカ釣り機や世界最小スプリングなど初めて目にするようなアイテムまであり、さまざまな視点から日本の技術力の高さと文化を知ることができる。

 大人も楽しめる企画展だけに、小さな子どもがすべてに興味を持って回ることは難しいかもしれないけれど、衣食住にまつわる身近なものや、おもちゃをはじめ新幹線や東京スカイツリーなど子どもが大好きなものの展示もあり、何に興味を示すかを見てみるのも面白そうだ。

6つのゾーンに分れた会場には、古代の伝統技術から現在の最先端技術まで、宝物のような「世界一」がズラリ。

 我が子が何に興味を示すのか。企画展だけではなくて「日本科学未来館」全体において試せるのが面白い。広大な1~5階の各フロアでは、宇宙、地球、生命、ロボットなどのテーマにまつわる、常設展示、企画展示、実験や実演を通じて、さまざまな先端科学に触れながら学べぶことができる。その中できっと、いつもとは違う表情の我が子に会えるはずだ。

<次のページ> 幼児でも科学と触れ合え、楽しめる

2014.04.30(水)
文=今富夕起