福井らしさをデザインや装飾に取り入れた客室
6タイプ255室からなる客室は窓が大きく、明るい印象です。客室も福井ならではのものを巧みに取り入れています。たとえば、ベッドのヘッドボードのブルーは、福井の足羽山(あすわやま)周辺で採掘された貴重な笏谷石(しゃくだにいし)から。この石は水に濡らすと、明るいけれども深い味わいのある青に変わり、“福井ブルー”とも呼ばれています。壁には恐竜をテーマにしたグラフィックアートも。
客室は25平方メートル以上。スーペリアとデラックス、それぞれキングとツインがあり、客室の主流となっています。シャワーはハンドとレインとあります。
憧れは各フロアの角部屋に位置する、コーナーデラックスキングとスイートキング。足羽山や足羽川、荒島岳など、壮大な景色をベッドに横になったまま愛でることができます。また、この2つの客室タイプはバスタブ付きです。
2024.12.11(水)
文・撮影=古関千恵子