ピクニックにはどんな服を着ていけばいい?

みなさんのピクニックの服装。左上から時計回りに山戸さん、しみずさん、野川さん、高橋さん。日中の日差しが温かくなってきたとはいえ外あそびに防寒着は必携です。

 ピクニックには、動きやすい普段の服でも大丈夫。足下は、スニーカーや軽トレッキングシューズで、底が厚いものだと長時間歩いても疲れにくいそう。

「はきなれたものでいいと思います」(野川かさねさん)

 注意したいのが、防寒着。

 noyamaの4人が必ず持っていくのが、風よけのジャケットだ。

 天気がよくてあたたかく感じる日でも、外でじっとして風にあたっていると体温を奪われて、寒くなるとか。風を通しにくい素材のジャケット、寒がりの人は薄手のフリース、ストールがあれば安心。

 特別なものを準備する必要がないのがピクニックのいいところ。気分が向いたら、身近なものを持って外へ出よう!!

 外ごはんについては、次回ご報告します!

アウトドア用でなくても外あそびに使えるものはたくさんある。たとえば、ストールは寒いときは首に巻いて体温調節に、日差しが強まれば日焼け防止にと、なにかと便利。自分らしく楽しんで。

『外あそび&外ごはんをはじめよう』

 2カ月に1回ほど集まっては遠足気分で山に登り、地元の名物を食べ、温泉につかり、長い休みがとれるとテントを張り、焚き火を囲んでご飯を食べ、飲み、風の音を聞きながらキャンプをしてきたnoyamaの、野や山でのあそびが1冊になりました!

 第1部では、外あそびで大切にしていること、ルール、楽しいと思っていることを“ハイキング篇”、“キャンプ篇”に分けてまとめました。

 第2部では、春夏秋冬、季節ごとの外あそびと外ごはんのレシピを紹介。レシピは季節のおすすめを中心に、簡単なものからみんなで協力すると楽しいものまで54点掲載。

 家のすぐそばの自然が多い場所でゆっくり過ごして、何かをじっくり味わう。

 そんなシンプルなことが最高のリフレッシュに!!

「気軽なアウトドアをはじめたい」「週末の過ごし方を変えたい」という方、必見ですよ。

著・noyama
本体1,400円+税 文藝春秋刊

» 立ち読み・購入はこちらから(文藝春秋BOOKSへリンク)

noyama (ノヤマ)
木工アーティスト・しみずまゆこ、編集者・高橋紡、写真家・野川かさね、料理研究家・山戸ユカの4人からなるユニット。雑誌や書籍の編集、イベントを通じて、自然、アウトドアを楽しむ提案を行っている。共著に『外あそび&外ごはんをはじめよう』(文藝春秋)、『つながる外ごはん』(小学館)、『noyamaのおつまみいろは』(大泉書店)がある。http://www.noyama.jp/

Column

noyamaの春あそび便り

『外あそび&外ごはんをはじめよう』を上梓したnoyamaは、木工アーティスト、編集者、写真家、料理研究家からなる編集ユニット。この4人が、今の季節ならではのカジュアルなアウトドアの楽しみ方をレッスンします。今度の週末は、野へ、山へと飛び出して自然を楽しもう!

2014.04.17(木)
撮影=野川かさね