大人も子どもも大好きなホットサンド。おかず系、おつまみ系、スイーツ系……具のバリエーションは無限大。

快適な場所づくりのためのシートとブランケット

 河川敷公園をぶらぶらするnoyamaの4人。ピクニックは気持ちがいい場所を探すことからはじまるそう。

「ただお弁当を食べるだけじゃなくて、ピクニックは自然の中でのんびりすることが目的。ゆっくり昼からビールを飲んだり、眠たくなったらそのまま寝転んだり。私たちのピクニックはけっこう長丁場(笑)。だから、眺めが良くてできれば人が少ない場所を探すんです」(高橋さん)

 この日はだだっ広い河川敷公園でのピクニックだったので、人もまばら。このあたりでいいんじゃない? と4人がシートを広げたのは、ふかふかの芝生敷きの気持ちがいいエリア。

「シートがあると便利ですよ。便利というよりマストかも。これがあるとベンチを探さなくてもいいし、地面に直接座るってすごく気持ちがいいですし」

 noyamaが必ずしていることは、グランドシートといわれる防水シートを敷いてからブランケットを重ねること。

 そうすると見た目もかわいく、レジャーシート独特のしゃかしゃかとした肌触り、音もない。寒ければブランケットを羽織ることもできるから、ピクニックに行くときは必ず、グランドシートとブランケットをセットで持って行くそう。

 石が落ちていないかなどチェックし、場所づくりに取り掛かりながら高橋さんがふわっと広げたのはオレンジ色が鮮やかなチェックのブランケット。目にも楽しく、外あそび気分がグンッとあがる。実があるのはもちろんだけれど、自分たちが気持ちがいいように、心地よくなるように、とnoyamaのみなさんの小物遣いは、ぜひ真似したいポイントだ。

 そのほかにも、場所によってはかさばらない折り畳みいすを持って行くことも。

折り畳めば雑誌くらいのサイズになって重さはわずか500g。

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2014.04.26(土)
写真=野川かさね
料理=山戸ユカ