創刊まもない頃の表紙に並ぶのは、ニュースな話題。CREAが創刊した1989年は、世界史的に見ても、エポックメイキングな年でした。

 国内では、1月7日に昭和から平成へ御代替わり。6月には中国で天安門事件が、創刊2日後の11月9日には、ドイツでベルリンの壁の崩壊がはじまりました。

 そして、時代を代表する国内外のスターのポートレートに、アジアンリゾートやひとり温泉、贈りものバイブルなどCREA人気の特集テーマ。

 35年間の380冊以上の表紙お見せします。


【1991年4月号】どうする湾岸、どうなるソ連

<目次より>
特集 どうする湾岸、どうなるソ連

ブッシュVS.フセイン
勘違いと誤算の200日をトレースする

誌上和平交渉 アラブの大義とアメリカの正義
[出席]デーブ・スペクター、ユ・デ・カーン・ユスフザイ、中野 翠

10分間でよーくわかる 複雑怪奇なアラブの歴史

アラブの[聖戦の常識]

軍事評論家 江畑謙介氏のパトリオットな人生

湾岸はハイテク兵器の“晴海”だった

平和が好きな[国連]がなぜ戦争を引き起こしたか?

小沢一郎自民党幹事長にあえてインタビュー
「日本の貢献って、何ですか」

リンケージされた[ユダヤ]から世界を見れば
湾岸Who's Who

なんなんだ、イスラム・パワー いとうせいこう●奴田原睦明

男の子はほんとうは戦争が好きなのか?

こうなる[中東の戦後]

吉岡忍[リトアニア]を見に行く

完全分析 ペレストロイカはいつ死んだか?

ソ連邦の前にソ連経済がまず崩壊する

ゴルバチョフが望んだ「中東和平」

ロシアの心をわかってほしい アレキサンドル・A・ドゥーリン●沼野充義

[20世紀の最後の10年]の世界地図を推理する

サダム・フセインという男をめぐる数々の噂/国家意識とアイデンティティの問題は、アラブを解く鍵/イラクが軍事大国になれた理由/中東前線兵器カタログ/サハロフ未亡人、ゴルビーを叱る/ペレストロイカ・ジョーク集/ソ連軍が[冷戦]の亡霊をよびおこす

 

<表紙>
Cover photo:Toru Kogure/Styling:Maki Ogura/Hair & Make:Tomita Sato/ Model:Renée
Costume:スカーフ〈9,500yen〉/ニコル

2024.12.23(月)
文=CREA編集部
撮影=文藝春秋