◆石川県樹木公園

 石川県農林総合研究センター林業試験場内にある石川県樹木公園は、県を代表する多種の樹木が植えられた広大な公園。

 園内には芝生広場を中心に花木園や郷土の森、日本庭園などさまざまなエリアがあり、樹木の数は800種15,000本余り。季節ごとに移り変わる花々や野生植物を楽しめるほか、カモシカやリスなどの動物に出会えることも。

 秋になると、公園の入り口のカツラ並木から紅葉が始まり、徐々に園内全体が秋色に染まって美しい景色を満喫できる。

 紅葉の見ごろは、例年11月上旬から下旬頃。

石川県樹木公園(いしかわけんじゅもくこうえん)

所在地 石川県白山市三宮町ホ1
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/about/park.html

◆加能ガニ

 「加能ガニ」は、石川県が誇るブランドガニ。県内の漁業協同組合が合併した際に県産ズワイガニの名称を公募し、地名の「加賀」と「能登」から1文字ずつ取って名付けられたカニのこと。

 甲羅の幅が9センチ以上ある雄のズワイガニのみが加能ガニとして市場に並び、北陸を代表する高級食材として高い評価を受けている。身入りのいいものには、水色のタグがつけられる。

 毎年11月6日にカニ漁が解禁され、店頭に並ぶのは翌日の7日。この時期を楽しみにしているのは県民だけでなく、県外からも多くの観光客が訪れる。

 加能ガニの身は甘みがあり、ツメの部分まで身がつまっている。茹でるとカニのいい香りが広がり、甲羅も赤くなる。シンプルに何もつけずに食べると、繊細なカニの味が楽しめる。

漁期:毎年11月6日~3月20日

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。