●いざ、「ぐるぐるしゃかしゃか」でブレンド体験!
「あなたにぴったりの塩」をつくれるカウンターコーナーでは、まず青い寒天に5つの塩をつけて食べ比べ、好きな味の方向性をみつけていきます。
甘味、旨味、酸味、塩味、苦味に特化するようにブレンドされたそれぞれの塩は、食べる人によって大きく感じ方が分かれるもの。特に「苦味」ははっきりと好みが分かれるそう。
青山さんは、「塩は命の源。あって当たり前のでもあるので、好きも嫌いもないように思われるかもしれませんが、例えば同じ人が食べても、夏と冬、あるいは朝と夜でも、おいしいと感じる味が異なったりするんですよ」と教えてくれました。
毎日同じものを食べているはずの家族同士でも、お互いにおいしいと思う塩を食べ比べると、好みの違いがはっきり分かったりするのだとか。
身近な人と一緒に試すと、同じ人間でもここまで感じ方に差が出るものなのかと、おもしろい体験になるはず。
5つの塩を食べ比べました。どれもおいしいのですが、今回は特に気に入った「甘味」と「酸味」をベースにブレンドしてもらうことに。
この日は特に暑かったこともあり、塩がじんわりと身体に染み渡るようでした。
京都・宝泉堂の黒豆茶でお口直しをしながら、さらに好きな味を「吟味」していきます。
2024.08.11(日)
文=CREA編集部
写真=山元茂樹