羽釜で炊いたごはんとそのおともがごちそうになる店が浅草に登場!
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羽釜を使った炊き立てのごはんと、そのおともたちを楽しめる店「梅と星」が、浅草にオープン!
店名からお気づきかもしれませんが、この店は梅干しとは切っても切れない関係にあるんです。
「梅と星」を始めたのは、バンブーカットの竹内順平さんと切替瑶太さん。ふたりと梅干しの関係とは……。
梅干しのおいしさを伝え続けるふたり

バンブーカットの竹内さんと切替さんはもともと大学の同級生で、お互い就職を経て起業。日本の国民食でありながら、あまり深くは知られていない梅干しを軸に事業を展開してきました。
商業施設でのポップアップイベントを皮切りに実績を重ね、2020年には実店舗として東京ソラマチに「立ち喰い梅干し屋」をオープン。次の展開として、それまで主役として扱ってきた梅干しを、ごはんのおとものひとつ、つまりは名脇役として扱う店としてオープンしたのが「梅と星」というわけです。
米をブレンドして理想の味わいを追求

「梅と星」で嬉しいのは、とにかくごはんがおいしいこと。12時間ほど水に浸した米を使い、火加減を調整しながらおよそ50分かけて羽釜で炊き上げたごはんはまさに絶品です!
おいしさの秘密はブレンドにあります。紀州の熊野米をメインに、北海道のななつぼしと山形のつや姫を配合して使用。3品種の粒の形状が異なるため、口の中でほろっとほどけるような食感を実現。ひと粒ひと粒のおいしさをしっかりと味わうことができます。
2022.07.16(土)
文・撮影=石川博也