京都を旅する途中、アクセントにしたくなるのは“京都ならでは”の各国料理。
中華も韓国もワインバーもますます旅人に優しくて、軽やかに食事ができる場所が増えている。
誰かに伝えたくなる、新アドレスを7回に渡りご紹介。
地元の食通を虜にする隠れ家的名店
◆つろく
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/7/-/img_7756840129ad353d61a0bde856c5658183437.jpg)
「つろく」とは調和や釣り合いを意味する京言葉。自然と人、空間と料理、料理とお酒……様々な要素が調和する気軽なカウンター割烹の店としてオープンした。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/b/-/img_eb7d448fcfb36ffb21816acae43d1a2796308.jpg)
ここで腕を振るうのは、東京の名店「京味」で修業の後、京都へ来て3年目という上田健登さん。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/-/img_b8fcdf013ac28d42507366e24713811d147314.jpg)
28歳という若手ながら、正統派の京料理やひねりを効かせた一品をバランスよくメニューに組み込み、地元の食通たちを虜にしている。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/2/-/img_f21c0f524ca4d45897ad2756cc48d291179840.jpg)
通年で人気なのが、カニ餅やカラスミ餅を落とした白味噌のお椀や、カキや鮎など季節の食材にひと手間かけて仕上げる土鍋ご飯など。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/c/-/img_4c6f44d8d6050344e97b266142c99ac8137955.jpg)
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/-/img_1740e9292b49e80efb49aa5c59b2bb7a115487.jpg)
初めてでもひとりでもくつろげるラフな雰囲気だが、心尽くしの料理や接客で、通うほどに心地よい隠れ家になりそうだ。
![](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/8/-/img_a8d67d853d0cf59143e2691a97ba75cd163678.jpg)
つろく
所在地 京都市中京区松屋町51
電話番号 075-275-3926
営業時間 17:00~22:00 L.O.
定休日 日曜
Instagram @tsuroku_kyoto
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Feature
京都の懐深さに身を委ねる
アラカルトとお酒の7店
Text=Natsuko Konagaya
Photographs=Atsushi Hashimoto