京都を旅する途中、アクセントにしたくなるのは“京都ならでは”の各国料理。
中華も韓国もワインバーもますます旅人に優しくて、軽やかに食事ができる場所が増えている。
誰かに伝えたくなる、新アドレスを7回に渡りご紹介。
独創的な料理の数々が感性を刺激する
◆COPPIE(コピエ)
2組の夫婦が料理を作り、もてなすことから、イタリア語でカップルの複数形を表す「COPPIE(コピエ)」と名付けられた。
「親しい友人たちが集まるホームパーティをイメージしました」と、店主・橋本遼さん。
築85年の古民家をリノベーションし、店内ではライヴ感を重視。すべての客席から厨房が見える設計となっている。
メニューには食材と最低限の調理法のみ記載されており、文字情報からは想像がつかない、独創的な料理には驚きの連続だ。
ロゼワインや日本酒の古酒など酒のラインナップも多彩で、発酵食品やハーブを多用した料理との個性的なペアリングが楽しめる。
COPPIE(コピエ)
所在地 京都市下京区高辻猪熊町367
電話番号 050-3139-1491
営業時間 17:00~24:00 L.O.(22:30最終入店)
定休日 不定休
Instagram @coppie.kyoto
Feature
京都の懐深さに身を委ねる
アラカルトとお酒の7店
Text=Ai Kiyabu
Photographs=Atsushi Hashimoto