スタッフとの距離の近さはまるで自宅の食卓のよう
1Fのカウンターは13席。店のスタッフとの距離が近く、まるで自宅の食卓のように「ごはんのおかわりください!」と言えば、すぐに次の一杯が出てきます。ちなみにごはんのおかわりは無料。女性でも茶碗飯3杯くらいは普通に食べるそう。
「“同じ釜の飯を食う”という言葉がありますが、一緒に来た友人や知人はもちろん、偶然その場に居合わせた人たちとも同じ羽釜で炊かれたごはんを食べ、同じ空間で同じ時間を過ごす。それによって失われつつある大切ななにかを感じていただけたら嬉しいです」と竹内さん。
2階の座敷席では、浅草観光の疲れも癒せます
2階のお座敷では、1階で購入したお稲荷さんを味わえます。浅草観光の疲れを癒すべく、休憩がてらゆっくりしてみては。壁では写真展なども開催予定です。
全国の梅干しが16種類もそろいます
物販コーナーも充実。全国から厳選されたごはんのおともが30種類ほど用意されています。中でも梅干しは16種類がそろい、どれを選んでいいのか迷ってしまうほど。自分用はもちろん、友人知人へのお土産にもピッタリです。
目指すのは、人生の最後に食べたくなる味わい
突然ですが「あなたが人生の最後に食べたいものはなんですか?」そう聞かれた時の答えって、意外とシンプルなものだったりしませんか?
日本人であれば、炊き立てのおいしい白米に、自分の好きなご飯のおともがあれば最高! なんて人も多いのでは。
実は「梅と星」が目指すのは、最後の晩餐に選んでもらえるような食体験。日本人の心に響く、和食ならではの飾らないまっすぐなおいしさをぜひお店で味わってみてください。
梅と星
所在地 東京都台東区浅草2-2-4
電話番号 03-4400-8620
営業時間 9:00~17:00(L.O.15:00)
定休日 月曜
https://ume-hoshi.jp/
2022.07.16(土)
文・撮影=石川博也