◆山口七夕ちょうちんまつり

 「山口七夕ちょうちんまつり」は、山口市民の盆行事として約600年前から受け継がれてきた伝統ある祭り。「日本三大火祭り」のひとつです。市内各所に紅ちょうちんが飾られ、その灯りで街が紅く染め上げられます。

 紅ちょうちんはひとつずつ手作業で火が灯され、日が落ちる頃になるとちょうちんの付いた長竿が無数に並び、周囲を明るく照らし出します。

 メイン会場となる「中心商店街」には数万個の紅ちょうちんが飾られ、幻想的な灯りのトンネルが出現します。

 ほかにも「提灯山笠」が巡行したり、約800個のちょうちんを飾った高さ15メートル、幅8メートルの「ちょうちんツリー」が登場したりするなど、抒情的な灯りが山口の夏の夜を包み込みます。

開催日:2025年8月6日(水)、7日(木)

山口七夕ちょうちんまつり(やまぐちたなばたちょうちんまつり)

開催地 山口県山口市 中心商店街、大殿、湯田温泉
https://yamaguchi-tourism.jp/event/detail_12272.html
https://y-chouchin.jp/

◆関門海峡花火大会

 「関門海峡花火大会」は、関門海峡の下関・門司の両岸で開催される西日本トップクラスの花火大会。合計15,000発もの花火が打ち上げられ、関門海峡の美しい夜景をさらに華やかに演出します。

 41回目となる今年のテーマは、「一条の正義。誇れ、私たちが繋いできたものを。」下関会場が誇る四大花火である「水中花火」「尺玉40連発」「復興祈願花火フェニックス」「一尺五寸玉」をはじめ、無数の花火が連発する様子が圧巻です。フィナーレでは下関渾身の巨大花火「一尺五寸玉」として尺半花火2連発が打ち上げられます。

 2023年にサプライズで登場し、好評を博したドローンを使ったショーが、海峡ドローンショーとして今年も開催。空にさまざまな絵柄が浮かび上がるたびに歓声があがるほどの盛り上がりを見せます。

開催日:2025年8月13日(水)

関門海峡花火大会(かんもんかいきょうはなびたいかい)

開催地 山口県下関市 あるかぽーと下関、海峡ゆめタワー前など
http://shimonoseki21c.jp/hanabi.html

2024.07.31(水)
文=CREA編集部