養蜂場によって異なる植生が、様々な味わいの蜂蜜を生み出す

 現在、マノア・ハニー・カンパニーの養蜂場は、オアフ島の10か所以上に巣箱を持ち、ハワイの自然が生み出す蜂蜜を採取しています。養蜂場によって咲く花が違い、様々な味の蜂蜜があります。

左からワイカネ・ゴールド、マノア・メリ、マカダミアナッツ、クリスマスベリー、ペレズ・ゴールド、クレイター・キアヴェ、オヒア・レフア。

ワイカネ・ゴールド
オアフ島東部で採れる蜂蜜で、フルーティー、かつほのかに薬草の香りがするハチミツです。オアフ島の様々な野生の植物から採れる滋味豊かな蜂蜜です。

マカデミアナッツ
ハワイ島から仕入れている蜂蜜です。蜂蜜の甘さにほのかなナッツの香ばしさがあり、パンケーキやトースト、バター、コーヒーなどと相性が良いようです。

クリスマスベリー
クリスマスシーズンになると、リースやクリスマスの飾りつけに良く使われている小さくて真っ赤な実がなる、クリマスベリーの木の蜂蜜です。癖がない甘さは使い勝手がよく、紅茶などにとてもよく合うそうです。

ペレズ・ゴールド
地元のスーパーでは一番売れている人気の高い蜂蜜です。ハワイ島の火山を司る火の女神「ペレ」の名前のこの蜂蜜は、オアフ中の花の味がするのだそうです。10カ所で採れる蜂蜜を混ぜたペレズ・ゴールド は、味が濃くフローラルなフレーバーが特徴です。濃い味の蜂蜜はバターとの相性がよく、カフェラテや カフェオレなどミルクがたっぷり入ったコーヒーに合うそうです。

クレイター・キアヴェ
日本の観光客に最も人気がある蜂蜜です。 キアヴェとはマメ科の植物で、キアヴェの木で作る炭は香りがよいことで知られています。マノア・ハニー・カンパニーのキアヴェの蜂蜜は、ダイヤモ ンドヘッドのエリアに養蜂場を設置しています。さっぱりとしたプレーンでコクがあるキアヴェの蜂蜜は、使い勝手がよく、紅茶やパンケーキ、レモンジュース などに添えると美味しいそうです。

オヒア・レフア
レフアはハワイにしか咲かない花で、オヒアの木に咲く花をレフアと呼んでいます。レフアの蜂蜜はハワイ島から仕入れているものです。濃厚でコクがあるので、パンケーキやトーストなどに、バターとレフアの蜂蜜を塗っていただくと美味しくいただけます。

ビーポーレン(蜂蜜粉)。

 これまで小規模にしか販売していなかった、蜜蜂の巣そのままのコムハニー(巣蜜)や蜜蜂が花の花粉を採取するときに足に団子状についている蜂花粉を集めたビーポーレンも、4月半ば頃から本格的に販売していくそうです。

 ビーポレンは栄養豊かな健康食品としてしられています。18種類のアミノ酸、12種類以上のビタミン、28種のミネラルや多種の酵素などが含まれる総合栄養食品といわれています。欧米ではアレルギーの方が、花粉を摂取するようになって楽になったという話をよく聞きます。また抗酸化作用や、免疫力を高める働きがあるといわれており、ハワイでは健康に敏感な方やアスリート、サーファーなどにも人気があります。ハワイに咲く花々(キアヴェやアボガド、マンゴー、クリスマスベリーなど…… )の香りが凝縮されていて上品な甘味が特徴です。スムージーに入れたり、ヨーグルトやシリアルにふりかけて食べるとおいしいです。

コムハニー(巣蜜)も販売している。

<次のページ> 蜂蜜は3000年後でも食べられる!?

2014.03.24(月)
文・撮影=本間律江

SHARE

この記事が気に入ったら
「いいね」をしよう!