蜂蜜は3000年後でも食べられる!?

 ところで、蜂蜜はどれくらい長持ちするのでしょうか。

マイケル・クリックスさんから養蜂業を受け継いだ、埋橋幸広さんとエリカさん。

 マノア・ハニー・カンパニーのブースで、「蜂蜜ってどれくらい長持ちしますか?」と尋ねると、「そうですね~、3000年くらいかな。エジプトのピラミッドで発見された3300年前の蜂蜜が、食べられる状態で発見されたというから」とジョークを交えて答えてくれた日本人のスタッフがいました。

 今年2014年の1月から、前オーナーのマイケル・クリックスさんからビジネスを引き継いだ、新しいオーナー 埋橋幸広(ウズハシユキヒロ)さんでした。ユキさんという愛称で親しまれているこの方は、2003年から神戸の養蜂場で養蜂を学び、2009年にマイケル・クリックスさんと知り合い、今年1月から事業を受け継ぐことになったのだそうです。

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 さて、真面目な話をすると、蜂蜜は常温で1~2年が美味しくいただけますが、基本的には腐りません。結晶(白く固まる状態)化しても味や品質に変りはなく、蜂蜜として全く問題ないそうです。冷蔵庫に入れて結晶化が起きてしまったら、湯煎するとまた元の状態に戻ります。蜂蜜は他の物が入らなければ、塩などと同じようにずっと長持ちすると、ユキさんが説明してくれました。

 これからは、KCCファーマーズ・マーケットでユキさんを訪ねると、ハワイの蜂蜜のことを日本語でいろいろ教えてもらえますよ。

 マイケル・クリックスさんはというと、ハワイ・ビーキーパーズ・アソシエーション(ハワイ養蜂家協会)のプレジデントも引退し、現在は花粉交配用・受粉用の養蜂をしており、ズッキーニやカボチャ、アボカドなどの蜜蜂受粉の農作物のための蜂を育てています。

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マノア・ハニー・カンパニー
URL: http://www.manoahoney.com
E-mail : yuki@manoahoney.com(日本語)
 
料金
2.4オンス(約68g)        $4
8オンス(約227g)         $10(ベアーの容器)
12オンス(約340g)       $14(ベアーの容器)
9オンス(約255g)         $10(瓶の容器)
12オンス(約340g)       $14(瓶の容器)
18オンス(約510g)       $20(プラスティックの容器)
48オンス(約1361g)      $40(プラスティックの容器)
 
販売場所
KCCファーマーズ・マーケット第1週&第3週
ホールフーズ
ダウン・トゥー・アース
エグゼクティブシェフ
アイランドヴィンテージコーヒー
キモビーン(ハイアット・ホテル)

本間律江 (ほんま りつえ)
ハワイ在住22年。雑誌、テレビなど日本メディアのコーディネーター、ライター、ツアー企画、日本企業への情報提供、日本企業のマーケティングを行う。「松坂慶子とはじめるフラ入門」「ハワイwith 88TEES」の出版をプロデュース。2010年より“NPOサウンディング・ジョイ・ミュージック・セラピー”の活動にアドバイザーとして参加。2012年より“久原本家 茅乃舎”ハワイ地区マーケティング&セールスマネージャー。2012年よりFMラジオ79.5ナックファイブ「大野勢太郎のハイパーラジオ」にて毎月第4金曜日、ハワイからの最新情報を発信中

 

Column

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2014.03.24(月)
文・撮影=本間律江