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#4 軽やかで個性も出せるハイトーンピンクベージュ

 スタイル自体はごくナチュラルなボブヘアなのに、淡いピンクベージュがファッショナブルな印象を底上げしているお洒落カラー。

 ピンクに寄りすぎず、ベージュの割合が大きいので、肌色とかけ離れた印象や子供っぽい印象にならず、軽やかであかぬけた大人の女性らしさが出せます。

 この軽やかさを出すには、先にワンブリーチするのがベター。春から夏に、今までと違うカラーを楽しみたい人に、特におすすめのカラーです。

オーダーとスタイリングのポイント

 まずブリーチを1回施した後、14レベルくらいのピンクベージュを全体に入れる。ホームケアで、ピンクシャンプーとブラウンシャンプーを混ぜて使用したりすると、色をきれいにキープしやすい。

 ヘアスタイルは、肩にギリギリつかないくらいのボブレングス。トップと前髪は長めにしレイヤーを入れる。スタイリングで、バームやワックスで毛先を外ハネにしたり、ラフに動き出したりすると、カラーもより映える。

YANAGI’s Point

 ハイトーンのカラーは傷むのでは、と心配されるかもしれませんが、最近はピンクシャンプーや紫シャンプーなど、カラーヘア専用のヘアケア剤も色々あり、そういったものでケアすることで、よい状態をキープしやすくなっています。またハイトーンは、お洒落な印象に見せつつ白髪カバーにもなるので、白髪のお悩みがある方にも実は向いています。

2024.05.02(木)
文=斎藤真知子