◆安久津八幡神社

 「まほろばの里」と呼ばれる山形県高畠町。「まほろば」とは「まほら」という古語に由来する言葉で、「丘、山に囲まれた稔り豊かな住みよいところ」という意味がある。

 宮城県七ヶ宿町から高畠町へぬける国道沿いにある安久津八幡神社に行くと、山形県唯一の三重の塔が出迎えてくれる。春は桜との共演を楽しめる。

 「まほろば古の里歴史公園」に隣接しているので、あわせて散策を。山形ならではの春風駘蕩な景色を満喫してみて。

安久津八幡神社(あくつはちまんじんじゃ)

所在地 山形県高畠町大字安久津2011
https://yamagatakanko.com/attractions/detail_7459.html

◆一切経会/慈恩寺舞楽

 山形県寒河江市にある古刹、慈恩寺。

 一切経とは仏教すべての経典を意味し、これを読経する一切経会が5月5日に行われる。

 また、引き続き奉奏される慈恩寺舞楽は、河北町の林家に伝わる伝統行事で、一子相伝により1,200年の歴史を持っていて国指定重要無形民俗文化財となっている。

 笛や太鼓の音に合わせてさまざまな舞を繰り広げる様は圧巻。

一切経会/慈恩寺舞楽(いっさいきょうえ/じおんじぶがく)

所在地 山形県寒河江市慈恩寺31
https://sagae-kanko.com/detail/?no=7774

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