●作品をしっかり背負える俳優になりたい
――将来の展望や目標、そして憧れの人について教えてください。
「ドラフトキング」でムロさん、「CODE-願いの代償-」で坂口健太郎さん、「下剋上球児」で鈴木亮平さんと、作品を背負っている先輩たちの姿を間近で見ることができたことで、僕もいつか作品をしっかり背負えるような、真ん中にいれる俳優であり、人でありたいって、強く思うようになりました。
そして、これまでお世話になった方、まだ何者でもない僕を使ってくれた方の作品に、今後戻っていけるように頑張っていきたいと思っています。
兵頭功海(ひょうどう・かつみ)
1998年4月15日生まれ。福岡県出身。19年、『五億円のじんせい』で俳優デビュー。同年ドラマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」のカナロ/リュウソウゴールド役で注目を浴びる。23年放送の日曜劇場「下剋上球児」(TBS系)では、野球経験を生かして根室役を好演したほか、「ゼクシィCMボーイ」としても注目を浴びている。
『18歳のおとなたち』
ケンカに明け暮れ、少年院に入っていたこともある誠(兵頭功海)の前に、ある日教育委員会職員のナツミ(久田莉子)が訪れ、「成人式の実行委員になってほしい」と依頼される。最初は断った誠だったが、小学生の頃に見ていた夢を思い出し、「映画作りができるなら」という条件により、実行委員になることを承諾。引きこもりのカケル(黒田昊夢)、インフルエンサーのスイ(三原羽衣)ら同級生と一緒に、映画制作に乗り出すのだが、主演が行方不明に……。
https://excelling.co.jp/18th/
2024年3月1日(金)より、TOHOシネマズ 新宿ほか全国公開。
<衣装クレジット>
ジャケット 99,000円/ディエモンデ(コンクリート)、シャツ 53,900円 パンツ 67,100円/ともにロード スコフ(バウ インク) 、その他 スタイリスト私物
コンクリート/バウ インク 070-9199-0913
Column
厳選「いい男」大図鑑
映画や舞台、ドラマ、CMなどで活躍する「いい男」たちに、映画評論家のくれい響さんが直撃インタビュー。デビューのきっかけから、最新作についてのエピソードまで、ぐっと迫ります。
2024.02.23(金)
文=くれい 響
撮影=末永裕樹
ヘアメイク=木内真奈美
スタイリスト=Shinya Tokita