この記事の連載
![アウトドアのプロが選ぶこの時期必携のアイテムばかり。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/2/1280wm/img_62c85bc55a502f66bdbcb9335a515d39101423.jpg)
幅広い知見を生かしてアウトドアカルチャーを提案するレーベル「焚火遊道」の猪野正哉さん、田中行太さんがウェルネスな日帰りトリップをコーディネートする企画「心と体を開放するトレッキング旅」。
今回は秋冬の日帰りトレッキングで必須のウェアから、山をエンジョイするためのギア選びまでルール仕立てでご紹介。低山やロープウェイでサクッと行けるライトなショートトレッキングの装備の参考にどうぞ。
※この時季は積雪している山もあり、その場合は雪山用の装備や登山技術が必要となります。必ず天気をチェックしてからお出かけください。
1.レインジャケット・パンツは晴れの日でも必携品!
![ジャケット 68,200円/クレッタルムーセン(スプートニク)、パンツ 15,400円/サロモン(サロモンコールセンター)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/7/1280wm/img_873b430038c7fa1b76b78aff2f34a7b564638.jpg)
何よりもまず優先して用意すべきはレインシェル。女心と秋の空とは言ったものですが、それは山の天気も同じこと。たとえ晴れ予報でも急な雨に降られることがあるので、必ずレインシェルを持参しましょう。
スウェーデン発のアウトドアブランド「クレッタルムーセン」のアシーニャジャケットは、同社が独自開発したクータン®3レイヤー素材を使用していて、防水性と耐久性に優れながら340グラムの軽さ! ザックに忍ばせていても重さは気になりません。
またレインシェルはパンツもあわせて用意すること。サイドジップを備えた「サロモン」のレインパンツなら、とっさの着脱も簡単です。
2.冷たい風をシャット! 動きやすさも留意して。アウター&パンツ
![ジャケット 61,600円/クレッタルムーセン(スプートニク)、パンツ 16,500円/ヒアネス(ヒアネスカスタマーサポート)](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/1280wm/img_61bf630a1694c0aac50b1768ee6d8f5655670.jpg)
肌寒い秋冬の山であっても、歩いていると体が熱くなり汗を掻くことはあります。汗は掻きすぎると衣服が濡れ、汗冷えのリスクも。そのためトレッキングではレイヤリング(重ね着)で体温をうまくコントロールすることが大切です。
通気性と保温性のどちらも備えた「クレッタルムーセン」のベストラジップフードジャケットは、まさに行動中に羽織るアウターとして秀逸。伸縮性に加えて速乾性のあるニットライナーなので、汗を掻いても常にドライに保つことができます。
またランナーに絶大な人気を誇る日本のスポーツブランド「ヒアネス」のパンツは、動きやすさとキレイなシルエットが両立されていて、下山後の街歩きにもそのまま穿いて行けます。スマホが入るジップ付きのヒップポケットも便利。
2024.01.17(水)
文=平野美紀子
撮影=釜谷洋史
スタイリスト=永田哲也、田中行太