写真撮影が始まると、さすがプロ! 

少しはにかむような姿がかわいらしかったです。しかし、写真撮影が始まると、さすがプロ! キリっと決めたかと思えば、ふわりと穏やかな笑顔を見せたり。不意打ちのキラースマイルには、スタッフたちからも思わず「かっこいい!」と心の声が漏れ聞こえました。

 撮影を終え、インタビュータイムに。すると、机の上に置いてあるレコーダーに顔を近づけて「(日本語で)こんにちは。イ・チェミンです」と、レコーダーにもご挨拶(笑)。

 そんな茶目っ気のある姿に、場の雰囲気を和ませようとする優しさを感じました。

――これまでも日本に来たことはありますか?

 今年2月、『イルタ・スキャンダル』の撮影が終わったタイミングで、友人と旅行に来ました。その時は、まさか何か月か後に自分が日本でファンミ―ティングをするなんて、夢にも思っていなかったので、お話を聞いたときはそれはもう驚きました。「まだ早いんじゃないか」と思ったりもしましたが、日本ファンの皆さんに会えるワクワクの方が大きかったです。

 毎週『ミュージックバンク』の本番前に、ファンの皆さんと交流する時間は少しあるのですが、こうやって2時間を超える時間をファンの皆さんと一緒に過ごすのは生まれて初めて。今、心拍数が上がり始めているのですが、本番前までにできるだけで心を落ち着けて、臨みたいと思います。

 今日来てくださるファンの方に言いたいことは、ただ一つ。「僕がどんな姿を見せても嫌いにならないで」ですね(笑)。

2023.12.09(土)
文=酒井美絵子
撮影=榎本麻美
ヘアー=EZ
メイク=CHOI SEONHYE
スタイリスト=KWON EUN JUNG