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瀬戸内への玄関口・宇野港に建つUNO HOTELで美眺望ステイ

 かつて本州と四国を結ぶ連絡船の起点として栄えた宇野港。3年に一度開催される「瀬戸内国際芸術祭」を始めとするアートの聖地としても有名な、直島にいちばん近い港ですが、現在でも旅客船やフェリーが絶え間なく行き交い、旅情を誘う景観に溢れています。

 宇野港にほど近いロケーションに建つ「UNO HOTEL」は2021年のオープン以来、国内外からのゲストで賑わうライフスタイルホテル。デニムの産地である児島も近いことから館内カラーはデニムブルーを基調にし、ナチュラルモダンな落ち着いた空間となっています。また、ホテルから徒歩3分の場所に「瀬戸内温泉 たまの湯」があり、チェックアウトまで何度でも利用可能(温泉の営業時間は10時~22時)。瀬戸内の多島美を望む大きな露天風呂やサウナ、酵素風呂のほか、和食も楽しめる日帰り温泉施設なので利用価値大。旅の疲れを癒してくれます。

 UNO HOTELのメインダイニング「BLUNO(ブルーノ)」は岡山の海、山、里の恵みを存分に活かしたフレンチベースの創作料理を提供。ランチ、カフェ、ディナー、バータイムのほか、宿泊客は朝の海を眺めながらのモーニングもこちらで楽しめます。ディナーは多種多様なアラカルトのほか、5,500円、8,000円のコースメニューも用意されているので、お腹の空き具合やシチュエーションによって選択できるのも嬉しい限り。

 旅先では地のもの・旬のものを味わってほしいという総料理長・中山公人さんの想いが込められた料理は、すべてがまるでアート作品のようで目にも嬉しく、カジュアルながらラグジュアリーな雰囲気が融合する空間で、瀬戸内を訪れた喜びを感じる時間が過ごせます。秋の始まり、9月の8,000円のコースメニューから一例をご紹介。

UNO HOTEL

所在地 岡山県玉野市築港1-1-12
電話番号 0863-33-0551
https://uno-hotel.com/

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2023.11.04(土)
文=CREA編集部
撮影=榎本麻美