Magnificent View #100
モンサンミシェル(フランス)
(C) Luca da Ros / Grand Tour / Corbis / amanaimages
フランスのアイコンといえば、まずは、パリのエッフェル塔や凱旋門。そして、それらに次ぐ存在として、北の海にたたずむ世界遺産、モンサンミシェルが挙げられよう。
引き潮の折には対岸と陸続きでありながら、満ち潮の折には一転、孤島と化す。その不可思議な風景を一目見ようと、年に100万人もの旅行者がこの地を訪れる。
この島に最初の礼拝堂が築かれたのは708年のこと。966年には修道院が建設され、増改築が重なった結果、モンサンミシェルには多彩な建築様式が入り混じることとなった。
15世紀の百年戦争においては堅固な要塞の役割をも果たしたが、18世紀末のフランス革命以降は修道院が廃され、19世紀中葉まで監獄として用いられる。その後は次第に復興。本土と島とが堤防道路によって結ばれ、一大観光地として発展をとげた。
鏡と化した海面に映るモンサンミシェルの姿は、この上ないほどにエレガントだ。
