夏も終盤に差し掛かりましたが、まだまだ暑い晩夏を乗り切るには、のどを潤す冷たいドリンクを飲んだり、ツルンとしたのど越しのスイーツが欠かせないですよね。

 そこで今回は、KALDI(カルディ)大好きなライターが商品を使ってパパッとアレンジしたひんやりドリンク&スイーツをご紹介します。どれも手軽に作れるものばかりです!

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映える紫色! バタフライピーシロップをアレンジ

 店頭で目立っていたのが、紫色のボトルのシロップ。東南アジア原産のマメ科植物「バタフライピー」のシロップに、ベルガモットなどの柑橘の爽やかな香りをつけた「バタフライピーシロップ」というのだそう。

 レモン果汁等、酸味のあるものを加えると青色から紫色やピンク色に変化するとのことですが、そんなことを聞くと試さずにはいられないですよね。

◆青と紫の2層にチャレンジ「魅惑の青いクリームソーダ」

 ドリンクの作り方は、バタフライピーシロップとよく冷やした炭酸水などを、1:5の割合で割るだけ。バニラアイスをトッピングすれば、レトロな喫茶店のよう。さっそく、カルディ公式サイトにあるバタフライピーシロップを使ったドリンクレシピを参考に作ってみました。

【1】グラスにバタフライピーシロップ大さじ2を入れ、レモン汁を加えて混ぜたら、氷を入れる。
【2】メジャーカップに炭酸水150ml、バタフライピーシロップ大さじ2を入れ、【1】に静かに注ぎ、バニラアイスとさくらんぼをトッピングして完成。

 炭酸水を静かに注ぎ入れるのがコツなのだそう。きれいな層が楽しめるとのことですが、紫色になかなか染まらず大苦戦……! 気になるバタフライピーシロップの味は、柑橘の香りが爽やかな風味。フレーバーティーを飲んでいるかのような、ほのかな香りなのでキツすぎません。調理時間たったの5分で、レトロ喫茶にいるような気分を満喫できました。

◆黒蜜の代用にも! バタフライピーシロップで作るブルーのわらび餅

 次にチャレンジしてみたのが、片栗粉で作るお手軽青いわらび餅風のスイーツ。片栗粉と砂糖を一緒に煮込む工程をバタフライピーで代用しました。

【1】鍋に片栗粉50gと水250ml、バタフライピーシロップ大さじ2を鍋に入れ、弱火でゆっくりと混ぜる。
【2】完全に固まったら氷水に入れて冷まし、スプーン2本で丸く成形する。
【3】仕上げにバタフフライピーシロップを黒蜜のかわりにかけて完成。

 バタフライピーシロップがあれば、きなこや黒蜜がなくても手軽にわらび餅を食べることができます。ほのかな甘みでサッパリとした後味が格別。透明感のあるブルーがユニークなので、子どもと一緒に作ると盛り上がりそうです!

2023.08.21(月)
文・写真=桐生奈奈子