ハリウッドで活躍する監督、俳優、歌手……スターたちが影響を受けた映画とは? 他では聞けない、ベスト3(人によってはベスト1、ベスト2の場合もあり)を紹介します。心に沁みるコメントも一挙掲載!
スティーヴ・ブシェミ(Steve Buscemi)
1957年ニューヨーク生まれ。出演作品は80本を超える。主な出演作は『レザボア・ドッグス』('91)、『ファーゴ』('96)など。2010年からマーティン・スコセッシ制作のドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」で主演。
1位『オズの魔法使』('39米)
「なんたって、子どもの頃の夢を未だに見ていたいからね。僕も黄色いブロックの道をスキップしてみたかったものだよ」
竜巻に巻き上げられ少女ドロシーは夢の国オズに辿り着く。家に帰るため、途中で出会った仲間と、魔女に会いに行く。
監督:ヴィクター・フレミング/出演:ジュディ・ガーランド
2位『ゴングなき戦い』('72米)
「ジョン・ヒューストン監督の男臭さ満タン。落ち目の元ボクサーと若僧ボクサーの描き方が最高」
元ボクサーの男がある青年の才能を見抜きボクシングを勧め、やがて青年はボクサーとなる。男もカムバックを決意するが……。
監督:ジョン・ヒューストン/出演:ジェフ・ブリッジス
3位『我等の生涯の最良の年』('46米)
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「心が洗われる映画」
第二次世界大戦が終わり、同じ町に戻ってきた復員兵3人が三者三様、社会や家庭に復帰していく様を描く。
監督:ウィリアム・ワイラー/出演:マーナ・ローイ、フレドリック・マーチ
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2013.12.28(土)
成田陽子=取材・文
アフロ=写真提供
CREA 2014年1・2月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。