沖縄工芸の新たな魅力を発信する話題の施設と、ワークショップが体験できる工芸から「木彫」「琉球藍」「紅型」をご紹介。


伝統工芸の担い手たちの新たな活躍の場

◆おきなわ工芸の杜
[豊見城/本島南部]

 【2022年4月オープン】やちむん、染織、三線(さんしん)など16品目もの国指定伝統工芸品が受け継がれている沖縄。

 その工芸産業の次なる担い手を支援しながら、新たな魅力を発信する施設が誕生。真新しい空間に様々な分野の工房が並び、作家たちが日々モノづくりに勤しんでいる。

 各工芸品の展示コーナーやショップがあるほか、おすすめは、体験工房で開催される事前予約制のワークショップ。琉球藍、染織、陶芸など、島の手仕事をもっと知りたい人はぜひ挑戦を。

おきなわ工芸の杜

所在地 沖縄県豊見城市豊見城1114-1(沖縄空手会館隣り)
電話番号 098-987-0467
営業時間 9:00~18:00
定休日 月曜、年末年始
入場料 無料
交通 那覇空港から車で約15分
https://okinawa-kougeinomori.jp/

2023.07.09(日)
文=矢野詔次郎
写真=志水 隆、阿部 浩
構成=矢野詔次郎

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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