私が今までに見たアウトドアの「忘れられない景色」

「千葉県君津市の『奥米・木村農園キャンプ場』で、子どもふたりとテント泊をしたときの風景です。ここは山一帯がキャンプ場になっていて、自由に野営ができるんです。設備はあまりないですが、僕は不便を楽しむキャンプが好き。初心者向きではないかもしれませんが(笑)。滝や川が近くにあるロケーションや自由度に惹かれました。このときは子どもたちとひたすら川遊びをしていましたね」

――そんな鐵本さんがアウトドア初心者に伝えたい、「アウトドア半径を広げるコツ」とは?

「僕のおすすめは、何もしないキャンプ。荷物を最小限に身軽にして、自然の中でボーッとするだけ。凝った料理とか多様なアクティビティなどといろいろ予定を詰め込むのもいいかもしれないけど、マストではないと思うんです。まずは気楽に構えれば、高いアイテムや大きなギアを買う必要もない。自然を眺めたり、森を歩いたり、その場所でしかできない体験を楽しむのがおすすめです」

ワークマン

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Column

【アウトドアブランド社員に聞く!】外遊びを楽しむための必携リスト

ちょっと遠出してキャンプやハイキング、身近な自然でバーベキューやピクニック……そんなアウトドアの時間をいっそう楽しくしてくれるのが、機能的で素敵なアイテムたち。でも数多く発売されているアウトドアグッズの中からどれを選べばいいのか迷ってしまう。そこで外遊びの達人である、アウトドアブランドの社員たちにおすすめを聞いてみよう。

2023.05.31(水)
文=一ノ瀬 伸
撮影=今井知佑