さくらんぼのおいしい食べ方や保存法
さくらんぼは18度から20度という非常に糖度が高い果物。そのまま食べるのが1番おいしく味わえます。
痛みが早いため、買ってきたらすみやかに食べるのがベスト。おいしいさくらんぼの選び方は色とツヤがポイントです。色がまばらでなく、まんべんなく濃いもの、丸くてきれいな球に近い形をしたものを選びましょう。
さくらんぼの最大の魅力は何といってもパリっとした爽やかな食感です。佐藤錦は、このパリパリ感を存分に味わえる品種です。
千疋屋総本店さん曰く、佐藤錦は、最高峰のさくらんぼ。誕生から100年以上経っているが、今後これ以上のものは出ないのではないかとのことでした。
ちなみに、水で洗ってしまうと、みずみずしさが少し失われてしまいます。買ってきたものなら、乾いたキッチンペーパーで軽く拭き取れば十分においしくいただけますよ。どうしても保存する場合は冷蔵庫で保管してください。
シロップとの相性が良く、千疋屋ではシロップ漬けも売られています。炭酸やお酒と合わせるという楽しみ方も♪
今はハウス栽培のものが出ていますが、6月中旬以降がさくらんぼの旬。やはり旬の時期こそが甘みが強くジューシーとのことですので、ぜひ短い期間を逃さずに買いにいきましょう。
2023.05.28(日)
文=宇野なおみ
撮影=釜谷洋史