この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

» きのうのレシピ「塩辛バターのっけブロッコリーパスタ」


vol.321 鮭のムニエルのっけアスパラごはん

鮭のムニエルのっけアスパラごはん。
鮭のムニエルのっけアスパラごはん。

 ムニエルのっけごはん、ちょっとハマりつつあります。ほぐしてごはんと絡めて食べるの、とてもおいしい。今回はアスパラをたっぷり混ぜ込んだ鮭ムニエルのっけバージョンです。

■材料(1人分)

・生鮭:1切れ
・アスパラガス:2本(60g程度)
・にんにく:3g
・バター:ひとかけ(10g程度)
・オリーブ油:小さじ1
・塩:小さじ1/5
・こしょう、小麦粉:適量
・ごはん:1膳分

■作り方

(1)鮭は塩こしょうして10分おき、全体に小麦粉を軽くつけておく。アスパラガスは下部の皮のかたいところをピーラーでむいて、7~8ミリ幅の輪切りにしておく。

(2)フライパンにバターを入れて中火にかけ、鮭を皮目から2分焼き、少し火を弱めてフタをして2分焼いてから取り出し、アルミホイルでくるんでおく。

(3)フライパンを一度洗ってよくふき、オリーブ油を入れて中火にかけ、アスパラガスを加えて軽く炒める。

(4)ごはん、塩、こしょうを加えて全体を混ぜつつ炒め、ごはんがパラッとしたら火を止める。

(5)器に(4)を盛り、鮭をのっける。

 昨日ののりこさんの塩辛バターレシピ、そそられますねえ。塩辛とバターって合うんですよ。ホクホクじゃがいもなんかにのっけるとたまらないよね。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.05.31(水)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔