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#4  顔型をカバーできるニュアンス外ハネボブ

 ボブベースのカットに、表面にだけレイヤーを入れるハイレイヤーで動きを利かせたキュートなスタイル。毛先は外ハネでくびれを作り、顔周りはランダムな内巻きにして自由に動きをつけることで、実は丸いフォルムのストレートボブよりも、エラや頬骨など顔型の気になる部分をカバーすることもできるというメリットが。

 なので、ボブスタイルをしたいけれど、躊躇していた人にもオススメです。スタイリングは、多めのワックスにオイルをほんの少量混ぜてあまりウエットな質感にせず、ヘアアイロンでランダムに巻いてエアリーに仕上げて。

オーダーのポイント

 ベースは肩には付かないくらいの長さで前髪ありのボブに。前髪は、巻いたときに眉上になるくらいのやや長めの長さに。髪の表面にトップから顔周りにかけて、ハイレイヤーを入れる。一時期の濡れ髪トレンドは下火になってきているので、スタイリングの際はオイルよりワックスを多めにするのがコツ。

似合うのはこんな人!

 全顔型OK。面長型、エラ張り型、頬骨が気になる人に特にオススメ。髪質、毛量も問わない。肌色もあまり問わない。

避けた方がいいのはこんな人!

 クルクル巻くようなくせ毛。

カラーのポイント

 全体はナチュラルなベージュ系を入れる。その後、極細のシークレットハイライトを全体に入れる。髪がキレイでやわらか過ぎる場合、明度の低い色だと立体感がなくのっぺりして見えがちなので、シークレットハイライトを入れてあえてムラっぽさを入れることで、立体感が出て動きも見えやすい。

このヘアスタイルを担当したのは…

PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX
トップスタイリスト・柴田皓平

お客様との信頼関係が一番大切だと考えています。カウンセリングをして、お客様の好みのテイストや普段のライフスタイル、そして周りの方にどういう風に見られたいのかをお聞かせ下さい。あなただけの素敵なヘアを一緒に探しましょう。
Instagram:@kohei_shibata_peekaboo

2023.04.05(水)
文=斎藤真知子