この記事の連載
- ジブリパーク #1
- ジブリパーク #2
昭和から平成へ、「青春の丘」のエリア
昭和のノスタルジーを感じる「どんどこ森」エリアの後は、平成初期の住宅地を思わせる「青春の丘」エリアへ。
夢に向かって奮闘する。月島 雫と天沢聖司ら中学生の青春を描いた『耳をすませば』のストーリーを踏まえ、宮崎吾朗監督がエリアの名前を「青春の丘」と名付けたそうです。
独特な屋根を形をした建物が『耳をすませば』で主人公・月島 雫が猫に誘われ辿り着いた、アンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」です。
中に入ると、アンティークの家具や人形が所狭しと並んでいます。「物語に出てくるお店みたい」と雫がワクワクした表情で語っていたのを思い出します。そう、まさに『耳にすませば』に出てくるお店なのです。
2階にはバロン伯爵がいたり、からくり時計があったり。1階には天沢聖司がバイオリン制作を学んでいた工房があったり。
作りこまれたその世界観の中にいると、作品とともに自分の青春時代が思い起こされるようです。
他にもさまざまなスポットがある他、今年の秋には『もののけ姫』をテーマにした「もののけの里」、2024年3月には『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』をテーマにした「魔女の谷」エリアがオープンするなど、まだまだジブリの世界は広がっていく予定です。
ジブリファンはもちろん、都会の喧騒に疲れ、自然の中で深呼吸をしたいという人にぴったりのジブリパーク、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。完全予約制で、2月19日現在では5月分までのチケットを販売中です。
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ジブリパーク
2023.02.19(日)
文=CREA編集部
写真=橋本 篤